ディスクの健康状態を確認できるフリーソフト「CrystalDiskInfo」が、2026年5月18日にバージョン9.9.0へ更新されました。
今回のアップデートでは、Samsung製を装った偽SSDを判定する機能が追加され、該当するドライブには「FAKE」と表示されます。
CrystalDiskInfo 9.9.0の主な変更点
CrystalDiskInfoは、HDDやSSDが記録する自己診断情報「S.M.A.R.T.」を読み取り、温度や健康状態などを確認できるWindows向けツールです。
バージョン9.9.0では、偽物と判定されたSamsung製SSDに「FAKE」ラベルを付ける機能のほか、JMicron製USB-SATAブリッジ「JMS59x」シリーズへの対応などが行われています。
| 変更内容 | 概要 |
|---|---|
| 偽Samsung製SSDの判定 | 偽物と判定したドライブに「FAKE」と表示 |
| JMicron JMS59xへの対応 | 対象シリーズのドライブ情報を取得 |
| JMS586 Newの不具合修正 | 正常に動作しない問題を修正 |
| DLL読み込み処理の改善 | 読み込み処理の安全性を向上 |
「FAKE」表示で偽SSDを見分けやすく
Samsung製SSDを名乗る模造品が流通していることを受け、今回の更新では偽物をチェックするための判定ロジックが導入されました。
対象ドライブが偽物と判定された場合、画面上に「FAKE」と表示されるため、購入した製品の確認に役立ちます。
ただし、この表示はソフトウェアの判定結果であり、ドライブの真正性や品質をあらゆる条件で保証するものではありません。
表示が気になる場合は、購入店やSamsungのサポート窓口にも確認し、販売元や製品の型番、保証情報などを合わせて確認するとよいでしょう。
S.M.A.R.T.情報で確認できること
CrystalDiskInfoは、ドライブの温度や健康状態を一覧で表示し、ストレージの異常に気付くための手掛かりを提供します。
健康状態が悪化した場合に、サウンドやメールで通知する機能も備えているため、日常的な状態確認や故障に備えたデータ管理に活用できます。
健康状態が正常と表示されていても、突然の故障やデータ消失を完全に防げるわけではありません。
重要なファイルは外付けドライブやクラウドなど、別の場所にも定期的にバックアップしてください。
アップデートと利用時の注意
CrystalDiskInfo 9.9.0は、公式サイトやMicrosoft Storeから入手できます。
ZIP版はWindows XP/Windows Server 2003以降、インストーラー版はWindows Vista/Windows Server 2008以降が対応OSです。
インストーラー版には広告アプリが付属しますが、インストール時に導入を拒否できますので、画面の選択項目を確認しながら進めてください。
まとめ
CrystalDiskInfo 9.9.0では、偽Samsung製SSDを検出した際に「FAKE」と表示する機能が加わり、JMicron JMS59xへの対応や不具合修正も実施されました。
SSDの状態確認に役立つ更新ですが、判定結果だけに頼らず、購入元への確認や定期的なバックアップも組み合わせて、大切なデータを守りましょう。
