Microsoft製品のサポート期限が相次いで到来します。
2026年10月には「Office 2021」と「Windows 11 バージョン24H2」のHome/Proエディションがサポート終了を迎え、11月には「Windows 11 バージョン23H2」のEnterprise/Educationエディションや「.NET 8」も対象になります。
期限を過ぎても製品が直ちに使えなくなるわけではありませんが、セキュリティ更新やサポートを受けられなくなるため、利用中のバージョンと移行先を早めに確認しておくことが大切です。
10月にサポートが終了するMicrosoft製品
2026年10月の更新を最後に、Office 2021とWindows 11 バージョン24H2のHome/Proエディションはサポート期間を終えます。
| 製品 | 対象 | 終了後の主な影響 |
|---|---|---|
| Office 2021 | Office 2021製品 | セキュリティ更新や技術サポートを受けられなくなります。 |
| Windows 11 バージョン24H2 | Home/Proエディション | このバージョン向けの更新提供が終了します。 |
サポート終了後も使えるが、安全性のリスクが高まる
サポート終了は、期限当日にソフトやパソコンが起動しなくなるという意味ではありません。
ただし、脆弱性が見つかっても修正プログラムが提供されなくなる可能性があり、インターネットに接続して使い続ける場合はリスクが高まります。
業務データや個人情報を扱う環境では、サポート終了後の利用を避け、移行を計画的に進めることが重要です。
Office 2021は後継製品や代替サービスへの移行を検討
Office 2021を使っている場合は、利用目的や契約形態に合わせて、サポート中のOffice製品やMicrosoft 365などへの移行を検討してください。
買い切り型製品を選ぶ場合は、購入前に製品のサポート期限と利用可能な機能を確認しておくと安心です。
別のオフィスソフトへ移行する場合は、文書のレイアウトやマクロ、フォント、共同編集機能が従来どおり動作するかを事前にテストしましょう。
Windows 11はエディションとバージョンを確認
Windows 11は、同じバージョンでもHome/ProとEnterprise/Educationでサポート期限が異なる場合があります。
「設定」から「システム」内の「バージョン情報」を開き、エディションとバージョンを確認してください。
Home/Proの24H2を利用中であれば、Windows Updateで提供されるサポート中のバージョンへの更新を検討し、更新後に周辺機器や業務アプリが正常に動くか確認しましょう。
11月にはWindows 11 23H2と.NET 8も対象に
2026年11月には、Windows 11 バージョン23H2のEnterprise/Educationエディションと.NET 8がサポート終了を迎える予定です。
Windows 11 23H2は、Home/Proエディションがすでに別の時期にサポートを終えているため、組織で利用するEnterprise/Educationの期限と混同しないよう注意が必要です。
.NET 8はアプリの管理者と移行時期を調整
.NET 8を利用するアプリケーションは、実行環境を新しい.NETへ更新するだけで移行できるとは限りません。
アプリの開発元や社内のシステム管理者に対応状況を確認し、動作検証や改修に必要な期間を確保してください。
サーバーや開発環境で.NET 8を使っている場合は、対象となる実行環境や依存パッケージを洗い出し、サポート中のバージョンへの移行計画を立てることが大切です。
移行前に確認したいポイント
- 製品名だけでなく、エディションとバージョンを確認します。
- バックアップを取り、更新前に重要なファイルや設定を保護します。
- 業務アプリや周辺機器が移行先で動作するか、事前に確認します。
- 公式のライフサイクル情報や組織の管理者に、正確な期限と更新方法を確認します。
まとめ
2026年10月はOffice 2021とWindows 11 24H2 Home/Pro、11月はWindows 11 23H2 Enterprise/Educationと.NET 8がサポート終了の対象です。
サポート終了後も製品を使える場合はありますが、更新が止まればセキュリティ上の懸念が大きくなります。
利用中の製品・エディション・バージョンを確認し、公式情報を参照しながら余裕を持って移行しましょう。
