Microsoftは2026年5月15日、Windows 11 バージョン 25H2の配信対象を拡大し、最小システム要件を満たすWindows 10/11端末を対象に展開すると発表しました。
これまでは段階的に配信対象を広げていましたが、今回から対象となるWindowsのバージョンによる制限が取り除かれます。
一方、Windows 11 バージョン 24H2のHome/Proエディションは、2026年10月13日にサポート終了を迎える予定です。
25H2の配信対象が拡大
Windows 11 バージョン 25H2は、アップグレードに伴う問題を抑えるため、これまで配信対象を段階的に広げる方法で提供されてきました。
今回の更新により、Microsoftが示す最小システム要件を満たすWindows 10/11端末が配信対象となり、特定のWindows 11バージョンに限らずアップグレードが案内されます。
ただし、「対象になる」ことと、すべての端末で同時にアップデートが表示されることは同じではありません。
配信は機械学習を利用して管理
Microsoftは機械学習を活用した「インテリジェント ロールアウト」により、端末ごとのアップグレード状況を監視・制御しています。
特定のハードウェアやソフトウェア構成で問題が確認された場合、同様の構成を持つ端末への配信を一時的に止め、影響の拡大を抑える仕組みです。
そのため、要件を満たしていても、互換性の問題などが検出された端末では、すぐにアップデートが表示されない場合があります。
インストールのタイミングは選択可能
25H2が利用可能になると、Windows Updateを通じてアップデートが案内されます。
配信された後、再起動してインストールを完了するタイミングはユーザーが選べるため、作業中に突然再起動されるのを避けたい場合は、都合のよい時間に完了させましょう。
更新前に確認したいこと
アップデートを始める前に、重要なファイルを外部ストレージやクラウドなどにバックアップしておくと、万一のトラブルに備えられます。
また、作業中のファイルを保存し、ノートPCの場合は電源に接続してから更新するのが安心です。
アップデートの有無は、設定アプリの「Windows Update」で確認できます。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 配信対象 | 最小システム要件を満たすWindows 10/11端末 |
| 更新の確認 | 設定アプリの「Windows Update」 |
| 再起動 | アップデート後、都合のよいタイミングで実施 |
24H2 Home/Proは10月13日にサポート終了
Windows 11 バージョン 24H2のHome/Proエディションは、米国時間の2026年10月13日にサービス終了となる予定です。
サポート終了後はセキュリティ更新プログラムを含むサポートが提供されなくなるため、使い続けると新たに見つかった脆弱性への対策を受けられないおそれがあります。
24H2のHome/Proを利用している場合は、期限が近づいてから慌てないよう、25H2への移行を早めに検討してください。
なお、今回の発表は25H2の配信対象を広げるものであり、すべての端末への即時配信や、個別端末での更新完了を保証するものではありません。
まとめ
Windows 11 バージョン 25H2は、最小システム要件を満たすWindows 10/11端末へ対象を広げて展開されます。
配信後の再起動はユーザーがタイミングを選べますが、互換性確認などの影響で更新がすぐに表示されない場合もあります。
24H2 Home/Proのサポート終了日は2026年10月13日です。
利用中のバージョンを確認し、バックアップなどの準備を整えたうえで、余裕を持って移行しましょう。
