Mozillaは2026年5月19日(米国時間)、デスクトップ版ブラウザー「Firefox 151.0」を公開しました。
新規タブページ「Firefox Home」の刷新や、PDFビューワーで複数のPDFを結合する機能などが加わったほか、脆弱性もCVE番号ベースで31件修正されています。
新規タブ「Firefox Home」を刷新
Firefox 151では、新規タブに表示される「Firefox Home」のデザインと機能が更新されました。
天気ウィジェットや新しい壁紙が追加され、ブラウザーを開いたときに情報を確認したり、表示を好みに合わせたりしやすくなっています。
ニュース機能も統合される予定ですが、提供は一斉ではなく、Firefox 152にかけて段階的に進められる見込みです。
PDFの結合やプライベートセッションの終了に対応
内蔵PDFビューワーでは、表示中の文書に別のPDFを結合できるようになりました。
複数の資料をひとつにまとめたい場合に、別のソフトを起動したり、オンラインサービスへファイルをアップロードしたりする手間を減らせます。
プライベートブラウジングには、炎のアイコンを使った「プライベートセッション終了」ボタンが加わります。
ボタンを押すと現在のセッションのデータを削除し、新しいセッションを開始できるため、ウィンドウを閉じて開き直す操作が不要になります。
追跡防止や各プラットフォームの改善
強化型トラッキング防止機能(ETP)の「標準」モードでは、フィンガープリントによる追跡を防ぐ仕組みが改善されました。
リリース情報によると、一般的なフィンガープリントで一意に特定できるユーザーの割合は平均約14%、macOSでは約4%まで低下したとされています。
このほか、LinuxでローカルのFirefoxプロファイルをバックアップできるようになり、macOS版ではWebページのドロップダウンメニューがOS標準の表示に変更されました。
翻訳機能にはアプリケーションメニューの「その他のツール」からアクセスできます。
また、内蔵VPNで閲覧場所として選ぶ国を指定する機能も追加されますが、利用できる環境から順次展開されます。
| 主な変更点 | 内容 |
|---|---|
| Firefox Home | 天気ウィジェットや壁紙を追加し、新規タブを刷新 |
| PDFビューワー | 複数のPDF文書を結合 |
| プライベートブラウジング | セッションを終了してデータを削除する操作を追加 |
| セキュリティ | CVE番号ベースで31件の脆弱性を修正 |
脆弱性31件を修正、早めの更新を
Firefox 151では、CVE番号ベースで31件の脆弱性が修正されています。
個々の脆弱性の影響範囲や深刻度は修正内容によって異なるため、詳細はMozillaのセキュリティ情報で確認してください。
旧バージョンを使い続けるリスクを抑えるためにも、アップデートが利用可能になったら適用することをおすすめします。
まとめ
Firefox 151は、新規タブの刷新やPDF結合など、日常的な使い勝手に関わる機能を追加したメジャーアップデートです。
追跡防止機能の改善や31件の脆弱性修正も含まれるため、利用中のFirefoxを最新バージョンに更新し、新機能とセキュリティ改善を確認してみてください。
