Canva Japanは、日本の大学・専門学校を対象とする教育機関向けプログラム「Canva大学・専門学校(教育機関)」の提供を開始しました。
学生は人数制限なく無償で利用でき、教職員は有償ライセンスを契約する仕組みです。
教職員向けライセンスには最低50ライセンスの契約が必要ですが、契約した学校では学生が無制限にツールを利用できます。
大学・専門学校向けに教育機関プログラムを提供
新プログラムは、ビジュアルコミュニケーションや共同作業を行うための統合プラットフォームとして提供されます。
Canva Japanは、大学や専門学校におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)とAIトランスフォーメーション(AX)の推進を、取り組みの目的に掲げています。
学生が無償で利用できる点は、授業や学内活動でデザインツールを導入する際の費用負担を抑え、学生間の利用機会を広げる要素となります。
学生と教職員で異なる利用条件
| 対象 | 利用条件 |
|---|---|
| 学生 | 人数制限なく無償で利用可能 |
| 教職員 | 有償ライセンスで、最低50ライセンスの契約が必要 |
| 学校全体 | 教職員向け契約により、学生は無制限に利用可能 |
学生は無制限・無償で利用可能
通常の導入では、教職員が有償ライセンスを契約することで、その学校の学生が人数の上限なく利用できるようになります。
学生ごとに有償ライセンスを用意する方式ではないため、在籍者数の多い学校でも、学生の利用人数に応じて契約数を増やす必要はありません。
一方、教職員向けの契約には最低50ライセンスが必要ですので、導入を検討する学校は利用する教職員の範囲や運用体制をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
先着50校は学生が12カ月間無償で利用できる
日本での展開開始を記念し、先着50校を対象としたキャンペーンも実施されます。
キャンペーン対象校では、教職員のライセンス契約の有無にかかわらず、全学生が12カ月間無償で利用できます。
このため、教職員向け契約を結ぶ前に、学生のみで先行して利用を始めることも可能です。
ただし、キャンペーン終了後の利用条件や申し込み方法など、個別の適用条件については、導入前に提供元または販売パートナーへ確認する必要があります。
ソフトバンクなど3社と導入支援体制を構築
Canva Japanは、この取り組みにあたり、ソフトバンク、加賀ソルネット、SB C&Sと戦略的パートナーシップ契約を締結しました。
ソフトバンクと加賀ソルネットは、市場創出を担う「Market Making Partner」として選定されています。
ソフトバンクは通信・AI・デジタル基盤を、加賀ソルネットは教育業界での知見を生かした導入支援を担当します。
SB C&Sはディストリビューターとして、商流や運用体制の安定化を担います。
各社が導入から活用の定着までを一体的に支援し、教育機関で継続して活用できる環境づくりを目指すとしています。
導入を検討する学校が確認したいポイント
学生の利用料が無償であることに加え、教職員向けライセンスの費用や契約期間、申し込み手続き、利用開始までの流れを確認することが大切です。
また、キャンペーンを利用する場合は、先着50校の対象となる条件や申請期限、12カ月間の起算日、期間終了後の扱いを事前に問い合わせておくと、導入後の計画を立てやすくなります。
学校内で利用を広げる際には、どの授業や部門から始めるか、教職員への案内や学生の利用方法をどう整えるかも検討事項となります。
公開された情報では具体的な料金や各校の申し込み条件までは示されていないため、契約内容はCanva Japanまたは各パートナーに確認してください。
まとめ
「Canva大学・専門学校(教育機関)」は、学生が人数制限なく無償で利用できる一方、教職員は最低50ライセンスから有償契約するプログラムです。
先着50校には、教職員契約の有無を問わず学生が12カ月間無償で利用できるキャンペーンも用意されています。
利用条件やキャンペーン終了後の扱いを確認したうえで、学校の授業や共同作業にどう取り入れるかを検討するとよいでしょう。
