Windows 11のタスクバーを画面の下だけでなく、上・左・右にも配置できる機能が、Windows Insider向けのテストで導入されました。
米国時間の2026年5月15日にExperimentalチャネルで公開された「Windows 11 Insider Preview」ビルド26300.8493で順次テストが始まっており、同時にタスクバーを小さく表示する機能も案内されています。
タスクバーを画面の四辺に配置できるように
今回の変更では、これまで画面下部に固定されていたタスクバーを、画面の上・左・右にも移動できるようになります。
タスクバーの位置を変えたいという要望は以前からあり、Windows 11での対応を待ち望んでいた利用者にとって、大きな変更といえます。
画面上部に置けば、アプリのウィンドウやブラウザーのタブとタスクバーが上下にまとまり、左または右に置けば、横方向の表示領域を広く使いたい場合の選択肢になります。
一方、縦向きに配置すると、タスクバーが画面の横幅を使うため、作業内容やディスプレイの大きさによって使い勝手は変わります。
配置場所によって変わる使い勝手
| 配置場所 | 期待できる使い方 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 下 | 従来どおりの標準的な配置 | 画面下部の表示領域を使います |
| 上 | 画面上部に操作要素をまとめたい場合 | ウィンドウのタイトルバーなどとの位置関係が変わります |
| 左・右 | 横幅を広く使いたい場合 | 縦方向の表示領域やアイコンの見え方に影響します |
表に示した使い方は配置場所から想定できる一般的な傾向であり、実際の操作感は画面サイズや利用するアプリによって異なります。
小さなタスクバーもテストへ
今回あわせて案内された「小さなタスクバー」は、タスクバーをより省スペースに使いたい人に向けた機能です。
画面上の作業領域を少しでも広く確保したい場合に役立つ可能性がありますが、アイコンやボタンの見やすさとのバランスも確認する必要があります。
タスクバーの位置変更と小型化は、どちらも表示領域の使い方を調整する機能ですが、提供状況や設定方法が同一とは限りません。
Insider向けの段階的なテスト
今回の機能は、一般向けのWindows 11に一斉提供されたものではなく、ExperimentalチャネルのInsider Previewで試される段階です。
さらに、発表時点では順次テスト展開とされているため、対象ビルドを利用していても、すぐに機能が表示されるとは限りません。
テスト中の機能は、利用者の反応や検証結果を踏まえて変更される場合があり、正式版への搭載時期や最終的な仕様が確定したことを意味するものではありません。
Insider Previewは新機能を先行して試せる一方、日常利用するPCでは予期しない動作が起きる可能性もあります。
安定性を重視する場合は、一般提供後の案内を待ち、設定画面やWindows Updateに機能が反映されてから利用するのが無難です。
まとめ
Windows 11では、タスクバーを画面の上下左右に配置する機能が、ビルド26300.8493のExperimentalチャネルでテストされ始めました。
省スペース化を目指す小さなタスクバーも案内されていますが、いずれも現時点ではInsider向けの段階的な展開であり、一般提供の時期は明らかになっていません。
