Mozillaは2026年5月7日(米国時間)、デスクトップ版Firefoxの最新版「Firefox 150.0.2」を公開しました。
今回は新機能の追加ではなく、不具合の修正とセキュリティ対策を中心とするメンテナンスアップデートです。
Firefox 150.0.2で修正された主な不具合
今回の更新では、Webサイトの表示やブラウザーの基本操作に関わる複数の問題が修正されています。
ページ表示やタブのクラッシュを改善
社内ネットワークのログインページを開いた際に画面が空白になる問題や、高度な3D効果を使うWebサイトでページの一部が消えたり、正しく表示されなかったりする問題が解消されました。
ネストされたフォルダーをWebページにドラッグ&ドロップするとタブがクラッシュする不具合も修正されています。
アドレスを編集中にステータスバーやナビゲーションバーがちらつく問題、検索候補のアイコンが引き伸ばされたり歪んだりする問題にも対処しました。
PDFやビデオ通話などの不具合も修正
組み込みのPDFビューワーでは、スキャンした画像上でハイライトが機能しない問題が修正されました。
ビデオ通話で一部のWebカメラが正常に動作しない問題のほか、ローカルバックアップが正常に完了しない場合がある問題にも対応しています。
スプリットビューのメニュー項目に「新規」バッジが残り続ける問題も、今回の更新で解消されています。
深刻度「High」の脆弱性を3件修正
Firefox 150.0.2では、不具合修正に加えて3件のセキュリティ問題が修正されました。
修正内容には、DOMにおける解放後メモリ利用(Use-after-free)や、任意コード実行につながるおそれのあるメモリ破損が含まれます。
Mozillaによる深刻度評価はいずれも4段階中2番目に高い「High」です。
脆弱性の修正が含まれるため、旧バージョンを利用している場合は早めのアップデートが推奨されます。
アップデート方法と対象環境
Firefox 150.0.2はWindows、Mac、Linux向けに提供されています。
Firefoxのメニューから「ヘルプ」内の「Firefoxについて」を開くと、更新の確認やインストールを行えます。
Mozillaの公式サイトから最新版をダウンロードすることも可能です。
まとめ
Firefox 150.0.2は、タブのクラッシュやWebカメラ、PDF表示などの不具合を修正するメンテナンスアップデートです。
深刻度「High」の脆弱性も3件修正されているため、安定性と安全性を保つために最新版への更新を確認しておきましょう。
