Googleは、表計算ソフト「Google スプレッドシート」において、生成AI「Gemini」を活用した新たなデータ整形機能を導入しました。
これにより、外部からコピー&ペーストしただけの構造化されていないテキストを、ワンクリックで整った表形式へ変換することが可能になります。
面倒なデータ整形をAIが代行
これまで、メールの本文やチャット、メモ帳などからコピーした「区切り文字がバラバラなテキスト」をスプレッドシートで管理する場合、手動でセルを分割したり、「テキストを列に分割」機能を細かく調整したりする手間がかかっていました。
今回のアップデートでは、スプレッドシート上に未整形のテキストが貼り付けられると、サイドパネルのGeminiがその内容を即座に解析。
データのパターンを読み取り、適切なヘッダー(列見出し)を推論した上で、構造化された表への変換案を提示します。
活用シーンとメリット
この機能は、特に以下のような場面で威力を発揮します。
- 議事録からのタスク抽出: 箇条書きのメモから「担当者」「期限」「内容」を分けた表を作成。
- 名簿や商品リストの移行: 住所や電話番号が混在したテキストを、正確に列分けして整理。
- 非構造化データの整理: 規則性の低いテキストデータから、必要な項目だけを抽出して表にまとめる。
ユーザーはGeminiが提案したプレビューを確認し、問題がなければボタンをクリックするだけで変換が完了します。
利用可能な環境
この機能は、2026年4月下旬より順次ロールアウトされており、主に以下のユーザーが利用可能です。
- Google Workspace 各プラン(Gemini Business / Enterprise / Educationなど)
- Google One AI プレミアム プラン
Google Workspace への Gemini 統合は急速に進んでおり、今回のアップデートによって「データの収集から整理」までのプロセスがさらに自動化されました。
複雑な数式や手作業を介さず、誰でも直感的にデータを扱える環境が整いつつあります。
