Googleは2026年5月5日(現地時間)、デスクトップ版「Google Chrome」の安定版をバージョン148へ更新しました。
今回のアップデートでは、日本でも提供が進むAI機能「Gemini in Chrome」に加え、プロフィール作成画面のデザイン刷新が注目されます。
WindowsやmacOSではバージョン148.0.7778.96または148.0.7778.97、Linuxでは148.0.7778.96が順次配信されます。
Chrome 148の配信バージョンと対象環境
| 環境 | バージョン |
|---|---|
| Windows | 148.0.7778.96/148.0.7778.97 |
| macOS | 148.0.7778.96/148.0.7778.97 |
| Linux | 148.0.7778.96 |
各バージョンは一斉ではなく順次展開されるため、公開直後に更新が表示されない場合もあります。
「Gemini in Chrome」が利用しやすく
Chrome 148の主な注目点は、ブラウザー上でGoogleのAI「Gemini」を利用できる「Gemini in Chrome」です。
この機能は日本でも4月下旬から提供範囲が広がっており、Chrome 148への更新によって利用できるようになる可能性があります。
ただし、アップデートすればすべてのユーザーが直ちに使えるとは限らず、機能の展開状況によって表示されるタイミングは異なります。
更新後も機能が見当たらない場合は、しばらく待ってから再度確認するとよいでしょう。
プロフィール作成画面を刷新
デスクトップ版では、新しいプロフィールを作成する際の画面や操作の流れが見直されました。
機能そのものに変更はありませんが、Chromeの現在のブランドデザインに合わせてユーザーインターフェイスが更新されています。
この新しい画面はChrome 148ではWindows版から導入され、macOS版とLinux版にはChrome 149で展開される予定です。
プロフィールは、閲覧履歴やブックマークなどを分けて管理したい場合に役立つ機能で、画面の刷新によって作成時の見た目や操作が変わります。
開発者向けの変更点
Chrome 148には、WebサイトやWebアプリの開発に関係する機能強化も含まれています。
SharedWorkerにextendedLifetime: trueオプションが追加され、既存のクライアントがすべてアンロードされた後も共有ワーカーを存続させられます。CSSのコンテナークエリで、コンテナータイプを指定せず、名前だけを使った指定が可能になります。
動画と音声の要素で
loading属性を指定できるようになり、読み込みの遅延に対応します。text-decoration-skip-inkプロパティに、新しい値としてallが加わります。Open Font Formatの
avar2に関連するテキスト整形とグリフ描画にも対応します。
これらは主にWeb開発者向けの変更で、一般ユーザーがブラウザーの画面上ですぐに違いを感じる機能とは限りません。
更新方法とセキュリティ情報
Chromeは通常、自動で最新版に更新されますが、手動で確認する場合はアドレスバーにchrome://settings/helpと入力します。
更新が適用された後は、Chromeの再起動が必要です。
今回のセキュリティ修正については、記事執筆時点で詳細が公表されていないため、脆弱性の内容や修正件数は確認できません。
まとめ
Chrome 148では、Geminiをブラウザーから利用する機能の展開が進むほか、Windows版のプロフィール作成画面が刷新されました。
利用できる機能や更新のタイミングには差があるため、まずはChromeを最新版に更新し、再起動後に設定画面やブラウザー上の表示を確認してください。
