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Wordの更新後に外字が「□」表示される問題、Microsoftが調査中 回避策は未提示

Microsoft Wordをバージョン2603(ビルド19822.20180)以降に更新した一部の環境で、ユーザーが登録した外字が空白の四角形「□」として表示される問題が報告されています。

Microsoftは2026年4月22日(現地時間)に問題を公表し、原因を調査中です。

現時点で緩和策は案内されておらず、外字を使う文書を扱う場合は、表示の変化や共有時の影響を確認する必要があります。

Wordの更新後に外字が「□」になる問題

問題が発生するのは、Wordを対象のバージョン以降へ更新した環境です。

項目内容
対象製品Microsoft Word
対象バージョンバージョン2603、ビルド19822.20180以降
症状EUDC文字が空白の四角形「□」で表示される場合がある
Microsoftの対応原因を調査中。現時点で緩和策は未提示

症状が出ると、外字が本来の字形ではなく「□」に置き換わって見えることがあります。

外字は文書内で使われているため、表示上の問題であっても、氏名や住所、帳票の項目など、文字の判別が必要な場面では実務に影響するおそれがあります。

EUDC文字とは

EUDCは「End-User-Defined Characters」の略で、ユーザーが独自に定義した文字を指します。

Windowsの「外字エディタ」などを使い、標準フォントに含まれていない字形を登録して利用するケースがあります。

一般的な文字コードに登録されていない文字を扱える一方、外字の情報が利用する端末やフォント環境に依存する場合があります。

そのため、外字を含む文書を別のパソコンで開いたり、別の環境で印刷したりすると、作成時と同じ字形で表示されないことがあります。

利用者が確認したいこと

Wordのバージョンを確認する

まず、Wordのバージョンとビルド番号を確認し、2603(ビルド19822.20180)以降に更新されているかを調べます。

問題が起きた時期と更新のタイミングを照らし合わせることで、今回公表された不具合に該当するか判断する手がかりになります。

外字を使う文書の表示を確認する

外字を含む文書を開き、該当箇所が「□」になっていないか確認してください。

表示の異常に気づいた場合は、元のファイルを上書きせず、別名で保存したコピーを使って確認するのが安全です。

印刷やPDF化、ほかの利用者への送付を予定している場合は、出力後の状態も確認してください。

画面上で正しく見えていても、相手の環境では同じ字形が表示されない可能性があるため、重要な文書では受け取り側での確認も有効です。

現時点での回避策と注意点

Microsoftは調査中としており、現在、利用者向けの緩和策は示していません。

元記事の情報では、影響を受けない古いバージョンへ戻す方法が考えられますが、具体的な手順や適用条件は案内されていません。

更新を戻す場合は、組織の管理者やサポート窓口に相談し、業務への影響やセキュリティ更新の扱いを確認してから判断してください。

原因が特定されていない段階で、外字の再登録や文書の一括置換を行うと、別の問題を招く可能性があります。

Microsoftから修正や回避策が公表されるまでは、外字を含むファイルのバックアップを確保し、表示と出力を慎重に確認することが現実的です。

まとめ

Wordのバージョン2603(ビルド19822.20180)以降では、EUDC文字が空白の四角形「□」で表示される問題が発生する場合があります。

Microsoftは調査を進めていますが、現時点で緩和策は公表されていません。

外字を使う文書を扱う人は、Wordのバージョンを確認し、ファイルを保全したうえで、画面表示や印刷結果をチェックしてください。

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