Microsoftは2026年5月12日(現地時間)、Web版「Excel」でCopilotが行った編集を確認しやすくする機能の提供を開始しました。
変更履歴にCopilotによる作業であることが表示されるため、ブックのどこをAIが変更したのかを把握しやすくなります。
変更履歴にCopilotの編集を表示
新機能では、Excelに以前からある[変更箇所を表示](Show Changes)パネルに、Copilotの編集情報が統合されます。
Copilotがデータを修正したり生成したりすると、該当する変更履歴カードにCopilot専用のアイコンと「Copilot edited」というラベルが付きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象機能 | [変更箇所を表示](Show Changes)パネル |
| 表示方法 | 変更履歴カードにCopilotのアイコンと「Copilot edited」ラベルを表示 |
| 確認できること | 変更がCopilotによるものかどうか、編集された箇所 |
| 提供状況 | Web版Excelのユーザー向けに提供開始 |
AIと人による変更を見分けやすく
複数人で同じブックを編集していると、変更した人や内容を後から確認する場面があります。
Copilotの編集が変更履歴上で明示されることで、ユーザーや共同編集者は、その変更が人によるものかAIによるものかを見分けやすくなります。
たとえば、数値や表の内容に見慣れない変化があった場合、変更履歴を確認してCopilotの作業箇所を探せます。
AIの出力をそのまま採用するのではなく、元データや業務上のルールと照らし合わせて内容を確かめる際にも役立ちます。
変更を追跡し、必要に応じて検証
Copilotが編集した箇所を特定しやすくなることで、変更内容を確認する作業の手がかりが得られます。
特に、計算結果や集計表など、正確性が求められるブックでは、どの変更を重点的に確認すべきか判断しやすくなります。
ただし、表示されるラベルは変更の実行者を識別するための情報であり、編集内容が正しいことを保証するものではありません。
重要な数値や共有資料に関わる変更は、変更履歴を確認したうえで、元のデータや計算式との整合性を利用者自身が検証することが大切です。
提供対象と今後の対応予定
今回の機能は、Web版Excelのすべてのユーザーを対象に提供が始まっています。
Windows版やMac版などのデスクトップ版を含むほかのプラットフォームについても、近い将来に対応する予定とされています。
プラットフォームによって利用できる時期が異なる可能性があるため、デスクトップ版で見当たらない場合は、提供状況を確認するとよいでしょう。
まとめ
Web版Excelでは、[変更箇所を表示]パネルにCopilotのアイコンと「Copilot edited」ラベルが追加され、AIが編集した箇所を変更履歴から確認できるようになりました。
人による編集とCopilotによる編集を区別しやすくなり、共同作業時の変更確認や、AIが作成・修正したデータの検証に役立ちます。
一方で、履歴上の表示だけで内容の正しさが確認できるわけではありませんので、重要な変更は元データや業務上の基準と照らし合わせて確認しましょう。
