海上保安庁は、日本周辺の海底地形を再現した「Minecraft(マインクラフト)」のワールドデータを公開しました。
海上保安庁が調査した海底地形データをもとに作られており、普段は訪れる機会の少ない島や、陸上からは見ることのできない深海の地形を、ゲームの中で探検できます。
海上保安庁の海底地形データをマイクラの世界に
海上保安庁は、船舶の航行安全や海洋権益の確保、防災などに役立てるため、日本周辺の海底地形を調査しています。
そこで得られたデータは、船が安全に航行するための「海図」などにも活用されており、今回のワールドにもその海底地形データが使われています。
実際の地形をブロックで表現しているため、海底の起伏や島々の位置関係を、ゲームならではの視点で確かめられるのが特徴です。
ただし、ゲーム内の地形はブロックでデフォルメされた表現ですので、海底地形をそのままの縮尺や形状で再現した精密な地図としてではなく、地形を体験的に知るためのコンテンツとして楽しむのがよいでしょう。
行きにくい島や深海をゲーム内で探検
地上から見えない海底の地形に触れられる
海底は通常、船の上から眺めてもその起伏を直接見ることができません。
このワールドでは、海の下に広がる地形を歩いたり眺めたりしながら、ふだん意識する機会の少ない海底の姿に触れられます。
交通手段が限られていて訪問が難しい島をゲーム内で見て回れることも、公開されたワールドの楽しみの一つです。
実際に現地へ行くことが難しい場所を疑似的に巡ることで、日本の周囲にどのような島や海底地形があるのかを知るきっかけにもなります。
ブロック座標を手がかりに目的地へ
海上保安庁のWebサイトでは、ワールド内のブロック座標も確認できます。
行きたい場所の座標が分かれば、ゲーム内で目的地を探す際の手がかりになりますので、地形を眺めるだけでなく、特定の地点を目指して探索する楽しみ方もできます。
座標を使った移動に慣れているプレイヤーは、公開情報を参考にして気になる場所を訪れてみるとよいでしょう。
Java版・統合版に対応、導入手順も公開
ワールドデータは、Java版と統合版(Bedrock版)の両方に対応しています。
記事で案内されている対応環境には、PCのほか、PlayStation 4・PlayStation 5、Nintendo Switchが含まれます。
統合版では、ダウンロードしたデータをゲームに取り込んでワールドを追加する方法が紹介されています。
対応するゲームのエディションや利用環境によって導入方法が異なるため、ダウンロード前に公式の案内を確認してください。
海上保安庁は、ワールドの取り込み方を説明する導入手順のPDFも公開しています。
ダウンロード前に確認したいこと
ワールドデータは、海上保安庁海洋情報部の公式Webサイトから入手できます。
マインクラフトのエディションを確認したうえで、公式サイトのダウンロードページに掲載されたデータと手順を利用しましょう。
ゲームの更新状況や端末の設定によって操作画面が異なる場合もありますので、うまく読み込めないときはPDFの説明を見直すのがおすすめです。
また、このワールドは海底地形をゲームで体験するためのものであり、航海や防災などに利用する正式な海図の代わりにはなりません。
まとめ
海上保安庁が公開したマインクラフトのワールドでは、日本周辺の海底地形を、ゲームの中で探索できます。
調査データをもとにした地形をブロックで体験できるため、普段は訪れにくい島や、目にする機会の少ない深海に関心を持つ入口としても楽しめそうです。
Java版・統合版に対応し、導入手順やブロック座標も案内されていますので、公式情報を確認しながら、自分の環境に合った方法で探検してみてはいかがでしょうか。
