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Microsoft Edge 148公開、Copilot設定を集約したAIページやShadow AI対策を導入

Microsoftは2026年5月7日(現地時間)、デスクトップ向けブラウザー「Microsoft Edge」の安定版をバージョン148.0.3967.54に更新しました。

今回のアップデートでは、Copilot関連の設定をまとめたページや、組織で未承認の生成AIサービスへの情報送信を抑制する「Shadow AI」対策などが導入されています。

Microsoft Edge 148の主な変更点

Edge 148では、AI機能の管理、パスワードの候補表示、フォームへの自動入力など、個人利用と組織利用の両面に関わる機能が強化されました。

変更点概要
AI設定ページの更新Copilot関連の設定をedge://settings/aiに集約
Shadow AI対策管理者が把握していない生成AIへの機密データ送信を抑制
新しいタブページ検索ボックスからCopilotとのチャットを利用可能
パスワード候補の改善トップレベルドメインの一致をもとに保存済み認証情報を提案
オートフィルの拡張住所に加え、パスポートや運転免許証などの情報も自動入力に対応

Copilot関連の設定を専用ページに集約

更新されたAI設定ページでは、EdgeにおけるCopilot関連の設定をまとめて確認・変更できます。

Copilotの利用範囲を見直したい場合や、ブラウザー上でのAI機能を制限したい場合に、関連項目を探しやすくなるのが利点です。

同ページからは「Copilot モード」も無効にできます。

また、CopilotがアクセスできるURLを設定する機能も用意されており、利便性を保ちながら、AI機能に参照させる情報の範囲を調整できます。

設定画面はアドレスバーにedge://settings/aiと入力すると開けます。

Shadow AIへの対策で組織の情報管理を支援

Shadow AIとは、組織の管理者が利用状況を把握・承認していない生成AIサービスを、従業員などが業務で使う状態を指します。

こうしたサービスに業務上の機密情報を入力すると、組織の管理方針に沿わない形で情報が扱われるおそれがあります。

Edge 148のShadow AI対策は、管理者が把握していない生成AIへの機密データ送信をブロックすることを目的としています。

ただし、利用できる機能や適用範囲は管理ポリシーなどに左右されるため、組織での導入時には管理者が設定内容を確認する必要があります。

新しいタブページからCopilotを利用

Edge 148では、Copilotを備えた新しいタブページが導入され、検索ボックスからCopilotとのチャットを始められるようになりました。

検索とAIチャットへの入口が同じ画面に配置されることで、調べものの方法を状況に応じて選びやすくなります。

新しいタブページを含む一部の機能は、すべての利用者へ一斉に提供されるわけではありません。

パスワード候補とオートフィルも改善

関連サイトで認証情報を提案

保存済みパスワードの候補表示では、トップレベルドメインの一致をもとに、関連するWebサイトでも認証情報が提案されるようになります。

たとえば、account.microsoft.comやoffice.microsoft.comなどで、同じ認証情報が候補として表示される場合があります。

意図しないサイトで候補が表示された場合も、ログイン前にアドレスバーのドメインと入力内容を確認することが大切です。

住所に加えて本人確認書類にも対応

オートフィル機能は、保存済みの住所だけでなく、パスポートや運転免許証などのデータも自動入力できるように拡張されました。

対応する情報をあらかじめ保存しておけば、入力フォームへの記入を効率化できます。

本人確認に使う情報をブラウザーに保存する際は、端末の利用者や保護設定を確認し、共有端末では特に慎重に扱ってください。

機能は段階的に提供

今回追加された機能の一部は、「Controlled Feature Rollout(CFR)」によって段階的に展開されます。

そのため、Edgeをバージョン148へ更新しても、すぐにすべての新機能が表示されるとは限りません。

機能が見当たらない場合は、更新が適用されているかを確認したうえで、時間を置いて再度確認してください。

アップデート方法と確認事項

Edgeのバージョンは、ブラウザーの設定画面にある「Microsoft Edgeについて」から確認できます。

アドレスバーにedge://settings/helpと入力すると、更新状況を確認できます。

今回のリリースでは脆弱性の修正も案内されていますが、ここで参照できる情報には対象の脆弱性や識別番号などの詳細が含まれていません。

安全性を保つため、利用可能な更新が表示された場合は、内容を確認して適用することをおすすめします。

まとめ

Microsoft Edge 148では、Copilot設定の集約、Shadow AIへの対策、新しいタブページからのCopilot利用に加え、パスワード候補とオートフィルが強化されました。

機能の提供時期には段階的な差があるため、更新後すぐに利用できない場合もあります。

まずはバージョンを確認し、利用環境に応じてAI設定や保存情報の扱いを見直すとよいでしょう。

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